

高齢化の現状
65歳以上の人口が28.9%となっている。それに対し、15~65歳が59.4%である。15歳未満は11.8%となっている。
高齢化の推移と将来推計
2065年には高齢化率が38.4%となる推移である。



出生数及び死亡数の将来推計
出生数は減少していく推計である。また、死亡数は出生数よりも2~3倍近く高い数字になっていく。
高齢化と平均寿命の推移の比較


高齢化率の増加の背景には、出生数の減少だけではなく、平均寿命の増加が相関していると考えられる。
世界人口の動向等

1950年、2020年、2060年のグラフである。2060年には世界人口は100億人を超える推計である。
世界の高齢化率の推移
世界諸国を欧米とアジアで区分して比較をしても日本は高い数字となっている。
1 欧米との比較
2 アジアでの比較

主要国における高齢化率が7%から14%へ(移るのに)要した期間

日本は1970年に7%を超え、1994年には14%となっているというグラフである。
65歳以上の者のいる世帯数及び構成割合と全世帯に占める65歳以上のものがいる世帯の割合

単身世帯も含めて65歳以上の人がいる割合は49.4%となっている。
65歳上の者の1人ぐらしの割合
単身世帯の高齢者比率は男性が20.8%、女性が24.5%となっている。

都道府県別高齢化率の推移

2021年の東京都の高齢者数は3,202,000人となっていて、22.9%となっている。最も高い高齢化率は秋田県で38.1%。2045年には、東京都30.7%。秋田県50.1%であり、半分を超える計算である。
都市規模別に見た65歳以上人口指数
2015年の人口を100として、人口の増減を表しているグラフとなる。

死亡数及び年齢調整死亡率の推移

年齢調整死亡率={[観察集団の各年齢(年齢階級)
の死亡率]×[基準人口集団のその年齢(年齢階級)
の人口]}の各年齢(年齢階級)の総和 / 基準人口
集団の総数 (通例人口千人当たりで表示)
年齢調整死亡率2005年を堺に算出方法が変わっている。
しかし、その数値は下がっているため、死亡数は増加しているが、高齢化率は増加している要因に相対する。
社会保障給付費の推移
社会保障給付費(年
金・医療・福祉その他を合わせた額)
増加傾向にある。
